成績が上がる「数学ノート」の取り方
数学ノートの取り方|成績が上がる中学生の勉強法
数学の成績を伸ばしたい中学生にとって、正しい数学ノートの取り方はとても重要です。多くの生徒は「問題を解いて終わり」にしてしまいますが、成績が上がる生徒は“復習できるノート”を作っています。
ここでは、数学の点数アップにつながるノートの取り方を、ACEゼミナールで指導している方法をもとに紹介します。
- 数学ノートの基本コンセプト
「後から見て、自分の思考を再現できるノート」
数学のノート作りで最も大切なのは、
**「後で見返したときに、自分の思考を完全に再現できるノートを作ること」**です。
そのためには、次のポイントを守ることが重要です。
- シャープペンシルではなくペンで書く
- 間違えた途中式(とちゅうしき)を消さない
- 訂正(ていせい)や気づきをノートに残す
多くの中学生は、間違えると消しゴムで消してしまいます。しかしそれでは、「どこでミスをしたのか」が分からなくなります。
数学の学力を上げるためには、
間違いを残して分析(ぶんせき)することが最も大切な勉強法です。
- 成績が上がる「数学ノート3分割法(さんぶんかつほう)」
数学のノートは、1ページを3つのエリアに分けて使う方法がおすすめです。
この方法は、理解・復習・ミス分析を同時にできる勉強法として多くの学習塾でも指導されています。
ノートの1ページを
左1/8・中央5/8・右2/8のイメージで縦線(たてせん)を引いて分割(ぶんかつ)します。
左端(ひだりはし)エリア|見出しスペース
左側の細いスペースには、次の情報を書きます。
- 教科書のページ
- 問題番号
- 単元名(たんげんめい)
例
- 教科書P45
- 問題3
- 一次方程式
この見出しを書いておくことで、復習するときに問題をすぐ探すことができます。
中央エリア|問題演習スペース
中央の広いスペースは、実際に問題を解く場所です。
ここでのポイントは次の3つです。
- 1行(いちぎょう)おきにゆったり書く
- 途中式(とちゅうしき)を丁寧に書く
- 間違えても消さない
もし間違えた場合は、消しゴムを使わずに
赤ペンで訂正を書き込みます。
こうすることで、
- 自分がどこで間違えたのか
- 正しい考え方は何か
が一目で分かるノートになります。
右端(みぎはし)エリア|ミス分析(ぶんせき)スペース
右側のスペースは、数学の成績を伸ばすために最も重要な場所です。
ここには、ミスの原因を具体的に書きます。
例
- マイナス×マイナスをプラスにし忘れた
- 8×6を42と計算ミスした
- 分母の約分(やくぶん)を忘れた
- 分子式(ぶんししき)にカッコをつけ忘れた
重要なのは、「計算ミス」とだけ書かないことです。
さらに、自分へのメッセージや決意も書きます。
例
- 「約分(やくぶん)を必ず確認する!」
- 「符号(ふごう)を最後にチェック!」
- 「分子式(ぶんししき)には必ずカッコ!」
このようにミスを言語化(げんごか)してノートに残すことが、ケアレスミスを減らす最短(さいたん)の勉強法です。
数学の成績を伸ばすノートの習慣
数学が得意な生徒は、ただ問題を解いているのではなく、
- 間違いを分析する
- 思考のプロセスを残す
- 復習しやすいノートを作る
という習慣を持っています。
「解いて終わりのノート」から
「成績が上がるノート」へ。
数学ノートの取り方を変えるだけで、
テストの点数や内申点(ないしんてん)アップにつながります。

